京都健康フォーラムで2009年より発足したフォーラム「人と食と自然」のテーマをまとめたシリーズ最終巻。
食は心に,また心は食に相互に作用している。
身体の病気と捉える従来の発想から,生活習慣やライフスタイルの病として社会,環境,健康医学への発想の転換が求められる中で,食行動を含む行動医学によりその治療にアプローチする。
さらには,微量元素,ビタミン類や栄養素が脳内の神経伝達物質を介して心に深くかかわってくるなど,食と心が互いに密接な関係にあることを解く。
内容紹介
目 次
第1部 食にかかわる病気と心の関係
第1章 糖尿病患者の「心と行動」
第2章 摂食障害にみる「食と心」
第3章 肥満症患者の「心と行動」
第4章 慢性膵炎患者の食と嗜好の心
第2部 食は心にどのように影響するか
第5章 五感と脳と心―味覚を中心として
第6章 われわれの未来は栄養で決まる
第7章 腸は第二の脳である―食と腸とこころ
第8章 修行僧の食事と典座
第1章 糖尿病患者の「心と行動」
第2章 摂食障害にみる「食と心」
第3章 肥満症患者の「心と行動」
第4章 慢性膵炎患者の食と嗜好の心
第2部 食は心にどのように影響するか
第5章 五感と脳と心―味覚を中心として
第6章 われわれの未来は栄養で決まる
第7章 腸は第二の脳である―食と腸とこころ
第8章 修行僧の食事と典座
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