製品概要
Ver.9より,初回利用時にインターネット接続を利用したアクティベーション(ライセンス認証)が必須になりました。常時接続の必要はありませんが,アクティベーション時のみインターネット接続が必要です(アクティベーションについて詳しくはこちらを参照してください)。
また,アクティベーション時に有効なメールアドレスが必要になります。このメールアドレスは「新FFQg」の登録の際にも使用しますので,必ず受信できるメールアドレスをご用意ください。
栄養計算・栄養評価ソフト
簡単操作で栄養計算ができるExcel(Microsoft社)アドイン・栄養計算ソフト。
食事摂取基準,食品成分値,料理データのほか独自の表作成機能,グラフ作成機能,栄養摂取状況成績表作成機能を搭載した超多機能栄養計算ソフトです。
- ダイアログボックスで希望の項目をチェックするだけの簡単な操作で,正確な栄養計算,表やグラフによる診断ができます。
- 成績表では,肥満判定,食事バランスガイド(コマ)の表示,帯グラフによる栄養評価などができます。
- 食品を100・24・18・13・6・4群の中から選択して,分類することが可能です。ユーザのオリジナル分類も作成できます。
- ボタンクリックで,食品群別荷重平均成分表が自動作成されます。
- Excelの機能を利用すれば,データベース化など,多様な枠組みによる評価が可能です。
- 調理前重量の入力で,調理後の栄養計算ができます。
- 教育現場にも多数(200校/全国2016年5月現在)導入していただき,管理栄養士・栄養士養成課程の教育に大きな効果を上げています。
機能と特徴
市販食品のデータを新たに掲載!
本バージョンより『日本食品標準成分表』に収載されていない栄養補助食品を初期データに掲載しています。献立作成および成績表での栄養評価にも活用可能です。
ユーザ食品登録に新機能追加!
ユーザ食品で登録できるシートが1つ増え,それに伴い,ユーザ食品のダイアログボタンが3つになりました。また,ユーザ食品の登録作業が大変便利になりました。
〈3つのポイント〉
①新しいユーザ食品を,必ずしも最終行でなく,途中行に入力可能となりました。
②食品データ行以外の行を挿入可能です。これを利用して[見出し]が作成できます。
③シート間での食品データの移行が簡単に行え,ユーザ仕様にグループ分けができます。
栄養評価が簡単に行える成績表を出力可能!
栄養計算結果をもとに,対象者の栄養摂取状況の成績表が作成できます。
成績表では,肥満判定,食事バランスガイド(コマ)の表示,帯グラフによる栄養評価などが簡単に行えます。
同義語,主材料検索が可能!
「食品選択」「料理選択」の画面で,同義語・主材料による検索ができます。 単語を検索窓に入力してクリックすると,食品・料理が表示されます。各食品群・各料理群からでも,全食品・全料理からのどちらでも,検索ができます。
また,入力する単語はユーザによって修正・追加が可能です。
複数日献立での給与栄養量平均の計算・表示が可能!
複数日の献立の給与栄養量の平均とその成績表を,ボタンをクリックするだけで集計し,計算・表示ができます。
外食にも対応できるように,料理データが充実!
クッパ,リゾット,にぎり寿司(まぐろ,はまち,いか等),おにぎり(おかか・鮭・高菜等),サンドイッチ(シーチキン,レタス,ハム,卵等), ハンバーグの和風ソース添え,さしみ(甘えび,サーモン,ほたて等),天ぷら(かぼちゃ,さつまいも,れんこん等), おでん(がんも,こんにゃく,ちくわ等),ぶり大根,ブイヤベース,ティラミス,タルト,パウンドケーキほか。
日本食品標準成分表2015年版(七訂)第3章 資料「そう菜」に収録された市販そう菜 41種類も追加!
『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』収載栄養素のほか,『アミノ酸成分表編』・『脂肪酸成分表編』·『炭水化物成分表編』を搭載して,合計154項目の栄養素等データを搭載!さらに『追補2016年』,『追補2017年』,『追補2018年』にも対応
各ダイアログボックスについて
項目表示選択ダイアログ
計算・表示させたい栄養素項目を選択します。
一般成分および炭水化物73項目から選択します
アミノ酸24項目から選択。報告されていない食品については,ユーザーによる代替え食品の設定ができます。
脂肪酸57項目から選択。報告されていない食品については,ユーザーによる代替え食品の設定ができます。
表示したいグラフや表,食品群分類を選択します。
肥満度の程度・摂取量の基準値との比較・エネルギー産生栄養素バランス・食品群別摂取量・食事バランスガイドのコマなどを表示する成績表の掲載項目を選択したり,詳細を設定します。
『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』および『追補2016年・2017年・2018年』収載の全食品データを搭載。
食品名等による検索もできます。ユーザ独自の食品登録も可能です。
約770種類の料理データを搭載。料理をチェックして選択します。ユーザ独自に作成した料理も登録できます。
料理の分量を変更できます。
計算範囲を指定して,栄養計算を行います。
性,年齢,身長,身体活動レベルを選択します。摂取量の表示は,重量表示・エネルギー表示が選択可能です。
搭載データ
【食品成分値】
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)(備考欄記載の食品・栄養素も収載)
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)アミノ酸成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)脂肪酸成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)炭水化物成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2016年
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2016年アミノ酸成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2016年脂肪酸成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2016年炭水化物成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年アミノ酸成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年脂肪酸成分表編
※ただし,「追補2017年脂肪酸成分表編」において新たな脂肪酸の項目として「20:3 n-3 イコサトリエン酸」が追加されていますが,今回は食品への対応を優先し,この項目への対応は見送っております。 - 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年炭水化物成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年アミノ酸成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年脂肪酸成分表編
- 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年炭水化物成分表編
※ただし,「追補2018年炭水化物成分表編」において食物繊維の新たな分析法による数値が併記されていますが,今回は食品への対応を優先し,この項目への対応は見送っております。 - ユーザによる成分表の正誤表への対応,類似食品の代替え設定・登録も可能。
【食事摂取基準】
日本人の食事摂取基準(2020版)に基づいた,性・年齢・身長・身体活動レベル別エネルギー摂取基準,各栄養素摂取基準。
※ユーザ独自の摂取基準の作成・変更,登録・削除も可能。
【収載食品数】
2,344食品
※ユーザ独自の食品の追加・登録,食品ごとの備考(仕入先,単価など)の追加・登録も可能。
【食品群分類】
平成13年度国民栄養調査食品群分類表に基づく200群により,100・24・18・13・6・4群に分類が可能。
※200食品群分類に対応させた,ユーザ独自の食品群分類の作成も可能。
【搭載料理データ】
ご飯もの 53 ,どんぶり・寿司 55 ,パン・スナック 46 ,めん料理 62, 肉料理 70 ,魚料理 64 ,卵料理 25 ,とうふ料理 28 ,野菜・いも料理 67 ,サラダ 30 ,酢の物・和え物 32 , 和風汁物 54 ,洋・中華汁物 36 ,和菓子 28 ,ケーキ・菓子・デザート 81 計731
※ユーザ作成料理の登録・変更,掲載料理レシピの変更も可能。
※食品標準成分表2015年版(七訂)第3章 資料「そう菜」(pp.487-536)に収録された市販そう菜41種類
環境
本ソフトは,以下に対応しています。
【OS】Windows10・8.1
【Excel】Excel2019・2016・2013(ただし,Excel Mobileは除く)
<ご注意>
- ※Ver.9より,初回利用時にインターネット接続を利用したアクティベーション(ライセンス認証)が必須になりました。常時接続の必要はありませんが,アクティベーション時のみインターネット接続が必要です(アクティベーションについて詳しくはこちらを参照してください)。
- アクティベーション時に有効なメールアドレスが必要になります。このメールアドレスは「新FFQg」の登録の際にも使用しますので,必ず受信できるメールアドレスをご用意ください。
- ※Office互換の表計算ソフトでは「エクセル栄養君」をご利用になれません。必ずマイクロソフト社のExcelでご利用ください。
- ※本製品はデスクトップ型のパソコンを推奨しております。
- ※インストール時にはCD-ROMドライブが必要です。
- ※お使いのパソコンの機種や環境により,操作方法や仕様がマニュアルと異なることがございます。予めご了承ください。