カレント

改訂 公衆栄養学

著 者
発行年月日
2020年10月15日
ISBN
978-4-7679-0684-3
Cコード
C3047
関連タグ
補遺・正誤表あり
定価 2,970(本体価格:2,700円) 在庫あり

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内容紹介

管理栄養士国家試験出題基準に準じた構成。実践で役立つよう,今日的な課題にかかわるコラムや公衆栄養プログラムの展開例を多数掲載。

まえがき

はじめに

 本書は,管理栄養士養成課程向けの教科書として,国家試験のガイドラインに準拠した項目立てとしています。本書の企画の前段階で,公衆栄養学を専門とする研究・教育者と他分野を専門とする研究・教育者が集い,どのようにまとめ上げていくことが,これからの教育・養成にとって望ましいのかを真剣に議論しました。

 この結果,本書ではあえて3つの試みを視野に入れた執筆・編集方針とすることにしました。

 1点目は,医師など管理栄養士以外の関連他職種や公衆栄養関係以外の分野に属する管理栄養士等からの視点を取り入れるとともに,できるだけ他教科とのつながりを考慮した執筆方針をとることにしました。例えば,特定給食施設について考えてみると,行政的にはその定義や役割は明確化されています。しかし,実際の現場でのとらえ方や優先される課題は,公衆栄養,給食経営管理,臨床栄養,ライフステージ栄養(応用栄養),栄養教育の各分野では,当然のことながら同一ではありません。したがって,公衆栄養分野からの一方的な理解だけでは不十分であり,他分野の立場や役割の違いによって生ずる,視点の異なりについても把握しておくことが望まれます。そこで本書においては,必要に応じて他職種や隣接他分野の管理栄養士等によるコラムも挿入し,読者が視野を広くもてるように工夫しています。

 2点目は,公衆栄養プログラムの展開にかかわる部分の執筆についてです。既存の教科書のほとんどでは,これらにそれほど紙面を割いておらず,多様である公衆栄養活動の展開について,より深く具体性をもって理解することが難しいように感じられます。そのため本書では,十分な紙面を割り振り,豊富な現場経験を有する著者により,理論と実践の関係が無理なくつながるよう,実例をベースに執筆をお願いしました。

 3点目としては,分野に応じてメリハリをつけた書き方とし,図・表・写真をより効果的に活用するように考慮しました。これにより全体として重くなりすぎず,適当なボリュームでありながらも,要点はしっかりと伝えられるよう努めています。

 このような著者らの欲張った試みが,読者や関係者にどの程度伝わるのか,期待と不安をもって本書を世に送り出します。今後の内容向上を目指すためにも,是非とも前向きなご意見やご要望等をお寄せいただきたいと思っております。また本書は,現在,公衆栄養活動に従事している方々にも参考になるものと思いますので,ご活用いただければ幸いです。

 最後になりましたが,私たちの思いを実現させるために終始粘り強くご支援・ご協力をいただいた建帛社の関係の諸氏に厚くお礼申し上げます。

  2014年3月

編 者


「改訂版」にあたって

 本書が出版されて早くも6年あまりの時間が経過しました。幸いにも多数の管理栄養士養成施設において教科書として採用していただくとともに,公衆栄養活動に従事している多くの皆様にもご活用いただいております。著者を代表して心よりお礼申し上げます。

 これまでにも増刷を機として内容の見直しを行ってまいりましたが,この度は新しいモデル・コア・カリキュラムや国家試験ガイドラインの変更も踏まえたうえで,最新の制度・指針・データに改めるとともに,近年の新しい公衆栄養活動に関する具体的なプログラムやコラムを追加するなど,これまでにない大幅な改訂となっております。

 また,今回から2名の編者のうち1名が交代し,新たな視点の編集も加わっています。しかし,発刊以来の本書の執筆・編集方針は堅持しております。

 今後とも内容の向上を目指すため,皆様からの前向きなご意見やご要望をお寄せいただきますようお願い申し上げます。

  2020年10月

編 者

目 次

第1章 公衆栄養学の概念

1.公衆栄養の概念

2.公衆栄養活動

第2章 健康・栄養問題の現状と課題

1.食事の変化

2.食生活の変化

3.食環境の変化

4.諸外国の健康・栄養問題の現状と課題

第3章 栄養政策

1.わが国の公衆栄養活動

2.公衆栄養関係法規

3.管理栄養士・栄養士制度と職業倫理

4.国民健康・栄養調査

5.実施に関連する指針,ツール

6.国の健康増進の基本方針と地方計画

7.諸外国の健康・栄養政策

第4章 栄養疫学

1.栄養疫学(nutritional epidemiojogy)の概要

2.曝露情報としての食事摂取量

3.食事摂取量の測定方法

4.食事摂取量の評価方法

第5章 公衆栄養マネジメント

1.公衆栄養マネジメント

2.公衆栄養アセスメント

3.公衆栄養プログラムの目標設定

4.公衆栄養プログラムの計画,実施,評価

第6章 公衆栄養プログラムの展開

1.地域特性に対応したプログラムの展開

2.食環境づくりのためのプログラムの展開

3.地域集団の特性別プログラムの展開

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書籍情報

シリーズ名・巻数 カレント
書籍名 改訂 公衆栄養学
著 者
分 野
シリーズ カレント
ISBN 978-4-7679-0684-3
Cコード C3047
定 価 2,970円 (本体価格:2,700円)
発行年月日 2020年10月15日
版型・装丁 B5 並製 2色
ページ数 224ページ
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