疾患の概要は表形式,専門用語は側注を活用して簡潔に解説するなど,初学者にも理解できるよう配慮した。日本人の食事摂取基準(2020年版),日本食品標準成分表2020年版(八訂),管理栄養士コアカリキュラム・国家試験ガイドラインを踏まえ更新。
内容紹介
目 次
第1章 臨床栄養の概念
1.臨床栄養学の意義と目的
2.医療制度
3.医療と臨床栄養
4.福祉・介護と臨床栄養
第2章 栄養補給法
1.栄養・食事療法と栄養補給の特徴
2.経腸(経口)栄養補給法
3.経腸(経管)栄養補給法
4.経静脈栄養補給法
第3章 薬と食品の相互作用
1.栄養・食品が医薬品に及ぼす影響
2.医薬品が栄養・食品に及ぼす影響
3.疾患と主な薬剤
第4章 代謝疾患
1.肥 満
2.メタボリックシンドローム
3.低栄養(PEM)・るい痩
4.糖尿病
5.脂質異常症
6.高尿酸血症(痛風)
第5章 消化器疾患
1.胃 炎
2.胃・十二指腸潰瘍
3.過敏性腸症候群
4.炎症性腸症候群
5.急性肝炎
6.慢性肝炎
7.肝硬変
8.脂肪肝
9.膵 炎
10.胆石症・胆のう炎
11.下痢・便秘
第6章 循環器疾患
1.高血圧症
2.動脈硬化症
3.虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
4.うっ血性心疾患(心不全)
5.脳血管障害
第7章 腎疾患
1.CKD(慢性腎臓病)
2.急性糸球体腎炎
3.慢性糸球体腎炎
4.ネフローゼ症候群
5.腎不全
6.糖尿病性腎症
7.透析療法期
第8章 血液疾患
1.貧 血
2.白血病
3.出血性疾患
第9章 呼吸器疾患
1.COPD(慢性閉塞性肺疾患)
2.気管支喘息
3.肺 炎
第10章 内分泌疾患
1.甲状腺機能亢進症
2.甲状腺機能低下症
第11章 骨疾患
1.骨粗鬆症
2.骨軟化症
3.変形性関節炎
第12章 免疫・アレルギー疾患
1.食物アレルギー
2.自己免疫疾患(膠原病)
3.後天性免疫不全症候群(AIDS エイズ)
第13章 術前術後
1.栄養・食事療法
2.胃・大腸術後の栄養管理
3.その他の手術と栄養管理
第14章 高齢者疾患
1.摂食・嚥下障害
2.褥 瘡
3.認知障害
4.サルコペニア
5.ロコモティブシンドローム・転倒・フレイル
第15章 小児・思春期疾患
1.先天性代謝異常
2.摂食障害
3.その他の疾患
第16章 症例の栄養ケアマネジメント演習
1.栄養ケアマネジメントとは
2.栄養ケアプラン
3.食事計画
4.ケアプラン作成演習
■演習のための症例
この本をみた方に
おすすめの書籍
-
-
pickup
六訂 公衆衛生学
2022年公表の管理栄養士国家試験ガイドラインの改定に準拠。最新法令や統計情報などに基づいて内容をアップデートした六訂版。
-
-
-
pickup
新版改訂 食品学Ⅰ
管理栄養士・栄養士養成課程の教科書。「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に準拠し最新の知見を反映,わかりやすくまとめた改訂版。
-
-
-
pickup
新版 臨床栄養学 第5版
管理栄養士・栄養士養成課程の教科書。最新の各疾患ガイドラインに沿い改訂した新版第5版。できるかぎり簡潔に疾病の病態ほかをまとめる。
-
-
-
pickup
スポーツ栄養学
栄養士・管理栄養士養成課程向けテキスト。初学者でも要点と全体像がつかめるよう平易にまとめる。サポートに必要な知識と,選手の特性に応じた目標摂取量の設定法を学び,実際の食事計画につなげる。
-
-
-
pickup
六訂 公衆栄養学 第3版
栄養士・管理栄養士養成課程教科書。2024(令和6)年度から開始の健康日本21(第3次)に即した六訂第3版。健康日本21(第2次)の最終評価も掲載。その他,2024年2月現在の最新法令に準拠。
-
書籍に関する
感想・お問合わせ
下記フォームに必要事項をご入力いただき、一旦ご確認された上で送信ボタンをクリックしてください。
なお、ご返信さしあげるまでに数日を要する場合がございます。