
豊田芙雄と草創期の幼稚園教育
前村晃 執筆代表
高橋清賀子・野里房代・清水陽子 共著
A5/上製/432ページ
発行年月日:2010年3月1日
定価: 9,660円 (本体価格:9,200円)
ISBN:978-4-7679-7048-6
Cコード:C3037
<在庫あり>
書籍詳細
日本人幼稚園保姆第一号,豊田芙雄の活動に光を当て,草創期幼稚園教育の姿を紐解く。
豊田芙雄は,明治8年(1875年),東京女子師範学校発足と同時に読書教員として抜擢され,翌年,附属幼稚園が設立されると,日本人幼稚園保姆第一号として幼稚園教育の兼務を命ぜられた女性である。・・・・・・
豊田芙雄の保姆時代の活動に光を当てることは,そのままわが国の幼稚園教育の草創期の姿を明らかにすることになり,また,幕末に生まれ,明治維新を契機に西欧文化と出会い,それと切り結びを持ちながら果敢に生き抜いた明治期女性の一典型を見ることにもなる。・・・・・・
保育史研究者だけでなく,日本人幼稚園保姆第一号の豊田芙雄が,保育をどうとらえ,どう保育と関わっていったのかを,保育系学生,幼児教育実践家にも,関心の持てる章,読みやすい章からぜひ読み取っていただきたいと期待している。
(「はしがき」より)
目次
第一章 豊田芙雄の生い立ちと結婚と学問修行
第二章 豊田芙雄と明治前半期の女子教育
第三章 豊田芙雄と恩物保育の受容と初期定着期の実相
第四章 幼稚園における唱歌の初期定着期の実相
第五章 東京女子師範学校と幼稚園の広がり
第六章 豊田芙雄の「代神録 全」と氏原鋹の「幼稚園方法」との関係
第七章 手記「保育の栞」をめぐる謎と現代保育との繋がり
第八章 鹿児島女子師範学校附属幼稚園の開設と保姆養成
第九章 イタリアでの教育・保育調査と女子教育への道
第十章 帰国と女子教育の再開



