ST(言語聴覚士)養成校,若手実務者,ことばの教室の教員向けに,症例を提示しながら評価・訓練の進め方を,経過がわかりやすいようまとめる。
内容紹介
目 次
第1章 構音の成り立ち
Ⅰ 構音とは
第2章 機能性構音障害
Ⅰ 概要
Ⅱ カ行構音障害の症例
Ⅲ タ行構音障害の症例
Ⅳ サ行構音障害の症例
Ⅴ カ行・サ行・ラ行など複数の構音障害の症例
Ⅵ カ行・サ行など複数の構音障害の症例
Ⅶ 構音全体が不明瞭な症例
Ⅷ 特殊な機能性構音障害の症例―日常会話が日本語と英語の場合
Ⅸ 特殊な機能性構音障害の症例―イ列鼻咽腔構音
第3章 口蓋裂による構音障害
Ⅰ 概要
Ⅱ 軟口蓋裂の症例―声門破裂音
Ⅲ 両側唇顎口蓋裂の症例―口蓋化構音
Ⅳ 左唇顎口蓋裂の症例―咽(喉)頭破裂音・摩擦音
Ⅴ 硬軟口蓋裂の症例―鼻咽腔構音
Ⅵ 両側唇顎口蓋裂の症例―側音化構音
Ⅶ 右側唇顎口蓋裂の症例―複数の異常構音
Ⅷ 粘膜下口蓋裂の症例―複数の異常構音
第4章 ASDやダウン症候群に合併した構音障害
Ⅰ 概要
Ⅱ ダウン症候群例の構音訓練―幼児期
Ⅲ ダウン症候群例の構音訓練―学童期
Ⅳ 幼児期から学童期まで経過を追えた自閉症例
Ⅴ 中学部から構音訓練を開始したASDに知的障害を合併した例
第5章 難聴性構音障害
Ⅰ 概要
Ⅱ 家庭内での訓練が十分確保できなかった先天性難聴児の構音訓練(補聴器装用例)
Ⅲ 乳幼児期から滲出性中耳炎を繰り返した高度難聴例の構音訓練(補聴器装用例)
第6章 人工内耳装用例の構音障害
Ⅰ 概要
Ⅱ 難聴に発達障害を合併した例の構音訓練
Ⅲ 就学後も誤り音が複数残存した例
Ⅳ ラ行音の訓練
第7章 構音訓練が可能になるために必要な要因
Ⅰ 構音の習得と訓練適応
Ⅱ 定型発達時と難聴児の音韻意識
この本をみた方に
おすすめの書籍
-
-
pickup
小児発声発語障害
基礎編/臨床編の2部構成。情報収集・検査の具体例を提示。臨床のポイント・事例に加え新しい評価・介入法にも言及。言語症状の分析視点や構音訓練の進め方も解説し,初学者のみならず言語聴覚士にも好適。
-
-
-
pickup
失語症
学習に苦渋する領域とされる失語症をわかりやすく順序立てて解説。視覚的理解を深めるための脳画像を含む図や表を多数掲載。初学者の立場に立ち必要と思われる語句は側注にて解説。これぞ失語症の入門書。
-
-
-
pickup
摂食嚥下障害
摂食嚥下の機構や障害発生のメカニズム,検査・評価法,病態生理等を最新の知見を踏まえて解説。近年需要を増す摂食嚥下障害のリハビリテーション実施に臨む言語聴覚士の専門性向上にも有用な書。
-
-
-
pickup
成人発声発語障害
運動障害性構音障害dysarthria,発語失行,がんによる器質性構音障害,喉頭摘出後の音声の問題を取り上げ疾患別にアプローチ。臨床に有益な情報を多数含め明快に解説した入門書。現場でも役立つ一冊。
-
-
-
pickup
言語発達障害
定型的な言語発達の経過,各言語発達障害を詳説。検査・指導・支援・評価・多職種連携等について,図表やイラストも使用し具体的にわかりやすく解説した。小児領域での需要が増す言語聴覚士の必携書。
-
書籍に関する
感想・お問合わせ
下記フォームに必要事項をご入力いただき、一旦ご確認された上で送信ボタンをクリックしてください。
なお、ご返信さしあげるまでに数日を要する場合がございます。