MDHQ

簡易食習慣評価ツール MDHQ

  • 9月下旬リリース予定。現在予約注文受付中
発行年月日
2025年9月

※こちらの商品は他の書籍と一緒に注文することはできません。

MDHQとは

MDHQは,食事の種類(朝食,午前の間食,昼食,午後の間食,夕食,夜間の間食)ごとに,最近1か月間の食事摂取量を推定するように設計された自己記入式の質問票です。MDHQに回答することで,食事摂取量の推定結果と,それに基づいたフィードバックシートが出力できます。栄養疫学,特に時間栄養学や行動栄養学に関する研究において有用な食事調査ツールとなるだけでなく,日常の食べ方に沿った食事指導や栄養教育を行なうための土台となることが期待されます。

注)本ソフトウェアには東京大学が著作権を有するコンポーネントが含まれています。
営利目的での利用を行う場合は,東京大学から著作物の利用許諾が必要です。
【営利目的での利用に該当する例(これらに限定されません)】
・本ソフトウェアを使用した受託解析事業
・本ソフトウェアを商用Webサービスやアプリケーションのバックエンドで使用した事業
・本ソフトウェアから得られたデータやフィードバックシートを製品に付加して販売する事業

村上健太郎(東京大学大学院医学系研究科)作成の「簡易食事評価ツール MDHQ」を国立大学法人東京大学からライセンスを受け製品化

MDHQ 4つのオススメポイント

妥当性を検証済みの食習慣評価ツール:妥当性は測ろうとしているものをどれくらい正確に測れるかという程度のこと。食習慣質問票を使う場合,妥当性の検証が必須である。MDHQは,科学的な手法でその妥当性を検証し,国際的な学術雑誌に報告した*。
Murakami K et al. Br J Nutr 2023;130:679-93.; Murakami K et al. Nutrients 2022;14:3193.; Murakami K et al. Nutrients 2022;14:4270.
質問票で簡単に食事摂取量を推定可能:15~20分程度の短時間で食習慣を把握可能。紙とWebフォームで利用できるので,対象者や状況に応じて使い分け可能。
朝・昼・夕・間食ごとに食事摂取量を推定可能:食事ごとに摂取状況を尋ねる形式のため,対象者にとって回答しやすく,その後のより具体的なアドバイスに繋げやすい。
食事のアドバイスを行うフィードバックシートを出力可能:推定した食事摂取量に基づいたフィードバックシートを出力可能。有用性が確認済みの「行動変容のためのテクニック」が随所に盛りこまれている。管理栄養士255名による有用性評価も実施済み*。
*Murakami K et al. Nutrients 2021;13:3391.

質問票

質問票では,最近1ヶ月間の食習慣について質問します。Web版と紙版とがあり,用途によって使い分けることが可能です。合計196項目からなり,3つのパートから構成されます。

質問票全文はこちら

MDHQのWebフォームは,下記URLよりご利用いただけます。
https://www.kenpakusha.co.jp/np/mdhq/

フィードバックシート

MDHQをもとにして推定された食事摂取量から,回答者一人ひとりに対してパーソナライズ(個別化)されたフィードバックシートを出力できます。これは,回答者の食事摂取状況を定量的に示し,かつ分かりやすい方法で伝えることを目指しています。フィードバックシートは,全6ページで,以下の3つのパートから構成されます。


フィードバックシート全文(サンプル)はこちら

さらに,1回目と2回目で,食事摂取状況がどのように変化したか確認するための結果表も出力できます(1回目と2回目の回答データがある場合に限る)。


フィードバックシート比較版全文(サンプル)はこちら

対応環境

Windows11,Office・Excel 2024・2021

*Excel上で動作するソフトウェアのため,上記対応環境のMicrosoft Excelが必要です。
*アクティベーション時に有効なメールアドレスが必要になります。
*Office互換の表計算ソフトでは「MDHQ」をご利用になれません。必ずマイクロソフト社のExcelでご利用ください。


デモ版のご案内

ご購入前に本ソフトウェアの動作をご確認いただけるデモ版をご用意しております。機能制限版で,一部栄養素のみ出力可,フィードバックシートも一部のみです。デモ版をご利用になりたい方は,お問い合わせフォームよりその旨をご連絡ください。