購入について
- FFQ NEXTだけ購入したいのですが可能ですか。
- 栄養プラスもご購入いただく必要があります。FFQ NEXTは,栄養プラスがインストールされていないと動作しません。
- FFQ NEXTやFFQgを持っている場合,割引はありますか。
- FFQ NEXT Ver.1・FFQg Ver.6をお持ちの方は,特別価格:4,400円(10%税込)でご購入いただけます。それより前のバージョンをお持ちの方は定価になります。
- デモ版はありますか。
- デモ版はご提供していません。下記の動画より実際の操作画面をご確認いただけますのでご参照ください。
内容について
- FFQgとの互換性はありますか。
- 「食物摂取頻度調査 新 FFQg」とは調査票が異なりますので,調査手法としての継続性・互換性はありません。
インストール・アクティベーション
- コンテンツ有効化ボタンが表示されずアクティベーションができません。
-
原因として,以下のいずれかが考えられます。
・ウイルス対策ソフト等によりソフトが無効化されている
・Webから取得したファイルのマクロが無効化されている下記対処法をお試し下さい。
(1)ウイルス対策ソフトを使用している場合,一時的に無効化します
(2)マニュアル「はじめに行う作業」を参照し,再度FFQ NEXTをインストールします
(3)インストールした「FFQ NEXT Setup-*.*」を右クリックし,「プロパティ」→「全般」→「セキュリティ」の「許可する」にチェックを入れる
*もしこの項目がない場合は,スキップしてください。
(4)「FFQ NEXT Setup-*.*」を開き,アクティベーション作業を続けます。
- 「実行時エラー76 パスが見つかりません」が出てインストールできません。
-
実行時エラー76が表示される場合,下記のような原因が考えられます。
・栄養プラスのフォルダを選択できていない(ZIPファイルを選んでいる等)
・栄養プラスのフォルダがOneDrive等の同期対象になっている下記手順で再度FFQ NEXTのインストール作業を行ってください。
(1)もし栄養プラスをCドライブ以外にインストールされており,栄養プラスがOneDrive等のオンラインストレージの同期対象になっている場合,栄養プラスをOneDriveの同期対象から外してください。
(2)Cドライブの中にフォルダ「FFQ NEXT」ができるので,その中にあるExcelファイル「FFQ NEXT Setup-*.*」をダブルクリックしてください。その際,ZIPファイルではなく,展開済みの栄養プラスのフォルダを選択する点にご留意ください。
- メインメニューに「調査票の表示」が表示されません
-
以下のような原因が考えられます。
・ウイルス対策ソフト等により必要なファイルが削除されている
・FFQ NEXTが正しくインストールされていない以下をご確認ください。
① ウイルス対策ソフトを使用している場合,一時的に無効化します
② マニュアル「はじめに行う作業」を参照し, FFQ NEXTを再インストールします
③ 栄養プラスを起動し,「調査票の表示」が表示されるか確認しますまたインストールの際は,「FFQ NEXT_v*.*.zip」をデスクトップに保存してから展開する点にご留意ください。
調査票
- Web回答フォームはどこから利用できますか。
- 下記URLからご利用いただけます。
- 質問項目の変更は可能ですか。
- 質問内容および食品の写真などを含め,改変不可です。
- インターネットに調査票を掲載し調査を行うことは可能ですか。
-
紙(PDF)媒体の著作権は国立がん研究センターJPHC-NEXT事務局にあります。取り扱いについてはこちらを参照してください。
なお,建帛社HPにてWeb回答フォームを用意しておりますので,ご利用ください。- 詳細版:https://www.kenpakusha.co.jp/np/ffqnext/long.html
- 短縮版:https://www.kenpakusha.co.jp/np/ffqnext/short.html
- * Web回答フォームのご利用は,ご購入ユーザが調査を実施する場合に限ります。回答はFFQ NEXT非購入者でも可能です。
- * Web回答フォーム上では,栄養計算結果は表示されません。回答結果がCSVファイルとして出力されます。CSVファイルから栄養計算を行うためには,FFQ NEXTのソフトウェアが必要です。
- 調査票の食品名に沖縄名が含まれるのはなぜですか。
- 開発対象地域に沖縄県が含まれていたためです。削除すると妥当性の結果に影響するため,そのまま用いています。
回答方法
- 質問項目にない食品や飲料を摂取した場合はどうすればよいですか。
- 質問項目にない食品は,調査票の対象外となります。
- 全ての質問に答える必要がありますか。
- はい,すべての質問に回答してください。
- 回答にどのくらいの時間がかかりますか。
-
おおむね,詳細版は60分程度,短縮版は50分程度と想定されます(建帛社調べ)。
参考:JPHC-NEXT詳細版のWeb-FFQ妥当性研究による調査結果
ただし,入力画面は若干異なります。なお,短縮版については調査していません。
栄養計算
- 粗摂取量と補摂取量はどちらを使うべきですか。
-
データ分析等においては,粗摂取量の使用をお勧めします。
(使用例:エネルギー調整等を行った上で,順位付け等の目的で使用)
補正後の値は限られた人数において定められた非公表の係数や定数が用いられていること,補正式が男女によって異なること,妥当性研究において粗摂取量が用いられてきたこと等が理由です。栄養評価結果票では,より実際の値に近しい補正後の値を用いています。
- ○○(栄養素)は,どの項目から計算されていますか。
- 大変恐れ入りますが,公開していません。
- 栄養計算は,調理損失を考慮していますか。
- 原則的には調理損失を考慮していない生の値で計算しています。食品をベースとしたFFQであるため,個々の食品の加熱法などの情報は収集していないことが理由です。
- 食品群の分類方法について教えてください。
- マニュアル資料編「食品群一覧」をご参照ください。
栄養評価結果票
- 結果票に表示する栄養素項目は変更可能ですか。
- 大変恐れ入りますが,変更不可能です。
- 補正前のデータで栄養評価結果票を出力できますか。
- 大変恐れ入りますが,補正前のデータでは栄養評価結果票は出力できません。
- 身体活動評価はできますか。
- 大変恐れ入りますが,FFQ NEXTでは身体活動評価はできません。
調査・研究での使用
- 妥当性・再現性はどうなっていますか。
- マニュアル「FFQ NEXTとは(3)摂取量推定の妥当性と再現性について」をご参照ください。
- 研究で使用したいのですが,何らかの手続きが必要ですか。
- 特にございません。
- 子ども・妊産婦・糖尿病患者・アスリートのような対象者の栄養調査に使用可能ですか。
-
基本的には使用を想定していません。
マニュアル「FFQ NEXTとは(3)摂取量推定の妥当性と再現性について」の記載および妥当性・再現性の研究論文を参照のうえ,調査実施者の責任において使用してください。
- Web回答フォーム利用の流れを教えてください。
-
-
1. Web回答フォームのURLを調査対象者に連絡します
Web回答フォームのURL: - 2. 調査対象者がWeb回答フォームで回答します
- 3. Web回答フォームで入力したメールアドレスに,回答データのダウンロードURLが届きます
- 4. 上記3のURLから回答データをダウンロードし,FFQ NEXTのインストールされたPCに取り込みます
- 5. 計算結果や栄養評価結果票を出力できます
-
1. Web回答フォームのURLを調査対象者に連絡します
- 研究で使用した場合,論文にはどのように記載すればよいですか。
-
下記2つの事項を記載ください:
①次世代多目的コホート研究「JPHC-NEXT」で使用の調査票に含まれるFFQを使用したこと。
②栄養素摂取量の算出にはソフトウェア「FFQ NEXT」を使用したこと。
【記載例】和文:
食事摂取量の評価には,次世代多目的コホート研究「JPHC-NEXT」で使用の調査票に含まれる詳細版FFQ(172項目)を使用した1)。食品および栄養素等摂取量の算出には,「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に基づいた,専用に開発されたソフトウェア(FFQ NEXT,建帛社)を使用した。英文:
Dietary intake was assessed by the larger 172-item Food Frequency Questionnaire (long-FFQ), which was developed for the Japan Public Health Center-based prospective Study for the Next Generation (JPHC-NEXT) 1). Food and nutrient intake were calculated on designated computer software (FFQ NEXT, Kenpakusha, Tokyo, Japan) based on Standard Tables of Food Composition in Japan 2020 (eighth revised edition).1) Yokoyama Y, et al., Validity of short and long self-administered food frequency questionnaires in ranking dietary intake in middle-aged and elderly Japanese in the Japan Public Health Center-Based Prospective Study for the Next Generation (JPHC-NEXT) protocol area. J Epidemiol, 26, 420-432, 2016