生物40項目,化学59項目,計99項目で整理し,項目毎の見開きで完結。左ページでは押さえておきたいポイントを簡潔にまとめ,右ページにはその確認のための練習問題を配置し,1項目ずつしっかりと理解を図ることができるよう記述。
生物学・化学領域の大学へ入学が決まったものの,高校では生物あるいは化学を苦手に(不安に)感じていた者の事前学習,大学における入学前教育や入学後の導入リメディアル教科の教科書,あるいは基礎科目としての生物・化学の教科書として最適。
生物40項目,化学59項目,計99項目で整理し,項目毎の見開きで完結。左ページでは押さえておきたいポイントを簡潔にまとめ,右ページにはその確認のための練習問題を配置し,1項目ずつしっかりと理解を図ることができるよう記述。
生物学・化学領域の大学へ入学が決まったものの,高校では生物あるいは化学を苦手に(不安に)感じていた者の事前学習,大学における入学前教育や入学後の導入リメディアル教科の教科書,あるいは基礎科目としての生物・化学の教科書として最適。
昨今の農学域を含む生物学・化学領域の拡がりに伴い,大学等の高等教育において理科系の学部・学科の新設が進んでいることが話題となっています。生物学・化学領域をベースとして学ぶ大学には,農学や栄養学,薬学,医学,理学など多様な分野があります。これらの分野では必ず,生物や化学の知識が必要になってきます。
現在の高校カリキュラムでは,物理基礎,化学基礎,生物基礎,地学基礎の基礎4科目のうち3科目が必修となっています。しかし理系においても,基礎の先を詳しく学習する4科目のうち選択肢が1科目しかないという高校も少なくありません。さらに文系に進む学生にいたっては基礎のみしか学習しないこともあります。そのため,いざ大学で授業に臨んでも,講義内容を理解するのに苦労する学生が増えてきているのが現状です。
筆者の所属する東京農業大学においては,食品学では食品機能学や食品安全学など,栄養学では栄養生化学,分子栄養学など,といった新しい学問も取り入れています。生物学・化学領域の学問領域はこの数十年で飛躍的に発展し続けており,それらはすべて生物と化学の基礎的知識に密接に関係しています。そして今後ますます,その重要性は増すものと考えています。
本書はそのような背景の中,高校で学習した生物基礎・化学基礎の知識を,大学で学ぶ生物・化学へ橋渡しし,その後の専門科目へスムーズに入っていけることを目的として編集しました。何よりも,自主的な学びが引き出せる内容になるよう工夫しました。
① 生物 40 項目,化学 59 項目の計 99 項目にポイントを整理してまとめました。
② 学習するにあたって,項目ごとに見開きで完結する構成としたため,最初から読み進めても,苦手な(不安な)項目から重点的にはじめても大丈夫です。
③ 左ページにはおさえておきたいポイントを簡潔にまとめ,右ページにはその確認のための練習問題を設けています。1項目ずつしっかりと理解を図れます。
④ 項目によっては「STEP UP」を掲載し,さらに学習を深めるきっかけを加えました。
生物学・化学領域の大学へ入学が決まったものの,高校では生物あるいは化学を苦手に(不安に)感じていた方の事前学習として,大学における入学前教育や入学後の導入リメディアル教科の教科書として,あるいは基礎科目としての生物・化学の教科書として,本書をご活用いただければ幸いです。
2025 年2月
編者 大 石 祐 一・山 本 祐 司
生 物
第1章 有機化合物の基礎
第2章 生物の構造と活動エネルギー
第3章 遺伝子とその動き
第4章 生体の働き
化 学
第5章 物質の特性
第6章 原子の構造と周期表
第7章 化学結合
第8章 物質量と化学反応式
第9章 酸と塩基
第10章 酸化還元反応
管理栄養士・栄養士養成向け化学の入門テキスト。前半で化学の基礎と無機化学で高校化学の復習と補強をし,後半では有機化学に触れ,栄養学・食品学を理解するための基礎に重点を置いて学習してゆく。
データ・目的に応じた解析手法の使い分けができるように各章はじめにフローチャートを置く。栄養分野での例題をもとに,解析手法を実践的に身につけることができる。Excel関数を用いた解法も紹介。
科学知識の普及と英語による国際力向上という2つの目標を合体させた教養課程における「英語」テキスト。英語の文章とともにテクニカルタームの注釈を掲載し,専門分野以外の学生でも学習できるよう配慮。
バイオテクノロジーについての基礎教養課程用(大学1・2年)のテキストとして編集。バイオ技術の基本からiPS細胞などの最先端の取り組みまでをまとめた。
数値データの合理的な処理方法,統計的分析手法に重点を置き,データ解析をエクセルを用いて説明。人間集団の健康データを中心に,栄養・保健学学生等を対象とし,実践的な例題を通じて演習していく。
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