「こういうデータがある時は,こういう解析法を使う」という使い分けができるという点に重点を置き,各章はじめに設けたフローチャートから必要な解析法を選べるよう配慮した。栄養関連分野での実例に即した豊富な例題をもとに,多様な解析手法を実践的に身につけることができる。ほとんどの例題で,Excel関数を効果的に用いた解法も紹介。
管理栄養士・栄養士養成課程学生向けの,栄養情報処理・統計処理基礎科目用教科書。または,統計・解析処理を必要とする演習・実験科目でのサブテキストとしても利用できるほか,現場の管理栄養士・栄養士にもすぐに活用できる一冊。
内容紹介
目 次
序章 データの取り扱いガイド
0-1 データの種類と測定尺度
0-2 データの形式
0-3 データの入力方法
Ⅰ データの整理
第1章 データの特徴をみるには~代表値の計算と結果の解釈
1-1 代表値の使い分け
1-2 平均値
1-3 中央値
1-4 最頻値
1-5 レンジ
1-6 分散と標準偏差
1-7 変動係数
1-8 比率
第2章 データの本質を見抜く~データの集計と図による表現
2-1 データの表示方法の使い分け
2-2 円グラフ棒グラフ帯グラフ
2-3 度数分布とヒストグラム
2-4 単純集計
2-5 クロス集計
2-6 折れ線グラフ
2-7 散布図とレーダーチャート
Ⅱ データの分布と偏差
第3章 食事摂取基準の確率の考え方とは~分布とデータの位置
3-1 正規分布
3-2 標準正規分布
3-3 正規確率の計算
3-4 正規分布と食事摂取基準
3-5 推定平均必要量よりも習慣的摂取量が少ない場合
3-6 個人に対する正規分布の適用
3-7 2つの正規分布曲線
3-8 2つの正規分布の混在
3-9 正規分布の和と差
第4章 推測統計学への橋わたし~母集団と標本
4-1 標本の無作為抽出
4-2 大数の法則
4-3 中心極限定理
4-4 標本分散の分布
4-5 標本平均の確率論的取り扱い
4-6 小標本による母平均値μの推定(スチューデントのt分布)
4-7 離散量の分布の正規近似
4-8 正規近似の妥当性
Ⅲ 1変量の統計的推定と検定
第5章 おいしさの判定~2項分布による識別法判別法
5-1 2項分布
5-2 2項分布の平均値と標準偏差
5-3 官能検査(sensory test)
5-4 味覚能力判定おいしさの判定
第6章 食事摂取基準を満たしているか判定する~1標本の推定と検定
6-1 推定と検定の使い分け
6-2 推定の考え方
6-3 母平均の推定
6-4 母比率の推定
6-5 検定の考え方
6-6 母平均の検定
6-7 母比率の検定
第7章 男女差の有無を判定する~対応のない独立2標本の検定
7-1 1変量独立2標本の検定の使い分け
7-2 正規分布による母平均の差の検定
7-3 等分散の検定
7-4 2標本t検定
7-5 ウェルチの検定
7-6 ノンパラメトリック検定
第8章 栄養指導前後の変化~対応のある関連2標本の検定
8-1 1変量関連2標本の検定の使い分け
8-2 対応のあるt検定
8-3 ノンパラメトリック検定
第9章 BMI区分による差の判定~対応のない独立多標本の検定
9-1 1変量独立多標本の検定の使い分け
9-2 一元配置分散分析
9-3 クラスカル-ワリス検定
第10章 血糖値には食事条件や計測条件が関係するか~関連のある多標本の検定
10-1 関連多標本の検定の使い分け
10-2 繰り返しのない二元配置分散分析
10-3 フリードマン検定
10-4 繰り返しのある二元配置分散分析
Ⅳ 2変量多変量の統計的処理
第11章 エネルギー摂取量とたんぱく質摂取量の関係をみる~相関と回帰
11-1 2つの量的変数の分析
11-2 相関係数の求め方
11-3 相関係数の検定(無相関の検定)
11-4 相関係数の差の検定
11-5 回帰直線の求め方
11-6 回帰係数の検定
11-7 回帰直線の信頼区間
11-8 回帰係数の差の検定
11-9 多変量解析の使い分け
11-10 重回帰分析の読み取り方
Ⅴ 計数データの統計処理
第12章 調査の結果を比較する~1要因計量データの検定
12-1 1要因計量データの検定の使い分け
12-2 比率の検定
12-3 χ2適合度の判定
第13章 質的な2要因間データを比較する~2要因計数データの検定
13-1 2要因計数データの検定の使い分け
13-2 χ2独立性の検定
13-3 フィッシャーの直接確率検定
13-4 比率の差の検定
第14章 質的な2要因間データの関連の強さを調べる~連関係数
14-1 連関係数の使い分け
14-2 φ係数
14-3 ユールの連関係数(Q係数)
14-4 クラメールのC係数
0-1 データの種類と測定尺度
0-2 データの形式
0-3 データの入力方法
Ⅰ データの整理
第1章 データの特徴をみるには~代表値の計算と結果の解釈
1-1 代表値の使い分け
1-2 平均値
1-3 中央値
1-4 最頻値
1-5 レンジ
1-6 分散と標準偏差
1-7 変動係数
1-8 比率
第2章 データの本質を見抜く~データの集計と図による表現
2-1 データの表示方法の使い分け
2-2 円グラフ棒グラフ帯グラフ
2-3 度数分布とヒストグラム
2-4 単純集計
2-5 クロス集計
2-6 折れ線グラフ
2-7 散布図とレーダーチャート
Ⅱ データの分布と偏差
第3章 食事摂取基準の確率の考え方とは~分布とデータの位置
3-1 正規分布
3-2 標準正規分布
3-3 正規確率の計算
3-4 正規分布と食事摂取基準
3-5 推定平均必要量よりも習慣的摂取量が少ない場合
3-6 個人に対する正規分布の適用
3-7 2つの正規分布曲線
3-8 2つの正規分布の混在
3-9 正規分布の和と差
第4章 推測統計学への橋わたし~母集団と標本
4-1 標本の無作為抽出
4-2 大数の法則
4-3 中心極限定理
4-4 標本分散の分布
4-5 標本平均の確率論的取り扱い
4-6 小標本による母平均値μの推定(スチューデントのt分布)
4-7 離散量の分布の正規近似
4-8 正規近似の妥当性
Ⅲ 1変量の統計的推定と検定
第5章 おいしさの判定~2項分布による識別法判別法
5-1 2項分布
5-2 2項分布の平均値と標準偏差
5-3 官能検査(sensory test)
5-4 味覚能力判定おいしさの判定
第6章 食事摂取基準を満たしているか判定する~1標本の推定と検定
6-1 推定と検定の使い分け
6-2 推定の考え方
6-3 母平均の推定
6-4 母比率の推定
6-5 検定の考え方
6-6 母平均の検定
6-7 母比率の検定
第7章 男女差の有無を判定する~対応のない独立2標本の検定
7-1 1変量独立2標本の検定の使い分け
7-2 正規分布による母平均の差の検定
7-3 等分散の検定
7-4 2標本t検定
7-5 ウェルチの検定
7-6 ノンパラメトリック検定
第8章 栄養指導前後の変化~対応のある関連2標本の検定
8-1 1変量関連2標本の検定の使い分け
8-2 対応のあるt検定
8-3 ノンパラメトリック検定
第9章 BMI区分による差の判定~対応のない独立多標本の検定
9-1 1変量独立多標本の検定の使い分け
9-2 一元配置分散分析
9-3 クラスカル-ワリス検定
第10章 血糖値には食事条件や計測条件が関係するか~関連のある多標本の検定
10-1 関連多標本の検定の使い分け
10-2 繰り返しのない二元配置分散分析
10-3 フリードマン検定
10-4 繰り返しのある二元配置分散分析
Ⅳ 2変量多変量の統計的処理
第11章 エネルギー摂取量とたんぱく質摂取量の関係をみる~相関と回帰
11-1 2つの量的変数の分析
11-2 相関係数の求め方
11-3 相関係数の検定(無相関の検定)
11-4 相関係数の差の検定
11-5 回帰直線の求め方
11-6 回帰係数の検定
11-7 回帰直線の信頼区間
11-8 回帰係数の差の検定
11-9 多変量解析の使い分け
11-10 重回帰分析の読み取り方
Ⅴ 計数データの統計処理
第12章 調査の結果を比較する~1要因計量データの検定
12-1 1要因計量データの検定の使い分け
12-2 比率の検定
12-3 χ2適合度の判定
第13章 質的な2要因間データを比較する~2要因計数データの検定
13-1 2要因計数データの検定の使い分け
13-2 χ2独立性の検定
13-3 フィッシャーの直接確率検定
13-4 比率の差の検定
第14章 質的な2要因間データの関連の強さを調べる~連関係数
14-1 連関係数の使い分け
14-2 φ係数
14-3 ユールの連関係数(Q係数)
14-4 クラメールのC係数
この本をみた方に
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