中学校・高等学校体育科教育法

著 者
発行年月日
2021年3月30日
ISBN
978-4-7679-2118-1
Cコード
C3037
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定価 2,530(本体価格:2,300円) 在庫あり

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内容紹介

中学校・高等学校体育科教員養成課程のテキスト。

学習指導要領に基づいた保健体育(主として体育分野,科目体育)の目標,内容の理解,指導実践及び評価に関する知識の獲得を目指すこと, 「深い学び」「対話的な学び」「主体的な学び」の3 つのアクティブ・ラーニングの視点を取り入れた授業作りに資することを重視した編成。

大学での半期15回の授業を意識した第1週~第15週での章立てを取り入れたほか,アクティブ・ラーニングの視点を盛り込み,各章の項目タイトルを原則として発問型(…だろうか)として提示し,適宜,「話し合ってみよう」「調べてみよう」といった課題を提示する。

巻末に各運動領域の指導案例と,レポート作成などに便利な参考資料リンク集を収載。

まえがき

まえがき

 2015 年アメリカ合衆国で開催された国連サミットにおいて,「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)が採択されました。これは,世界で共有すべき持続可能な開発のための諸目標を達成するための行動計画であり,17 の目標と169 のターゲットが示されています。これらの目標の実現は全て人の力によるものですから,とりわけどのような人を育成するのか,「教育」が極めて重要です。SDGs において,「教育」は,目標4 に「質の高い教育の提供」として示されています。

 これまで日本は「持続可能な開発のための教育」(ESD)を提唱し,教育の質の向上にも重点を置いて推進されてきました。ESD に基づいた学びの留意点として「ESD 推進の手引」(文部科学省,2016(2018 年改訂))には,「何のために何を学ぶのか」「どのように学ぶのか」を大切にしながらも,活動を体験しただけで終わらないように「何ができるようになるのか」を常に振り返り,評価を確実に行うことが述べられています。こうしたESD を具現化するため,その視点は小・中・高等学校等の学習指導要領の中に,盛り込まれています。「どのように学ぶのか」に当たる「主体的・対話的で深い学び」として学習指導要領に示された指導改善の視点は,その一例といえます。このことは当然ながら保健体育科でも同様です。そうした学びを支える保健体育教師を育成するに当たっては,学習指導要領の正しい理解が求められます。

 このような背景を踏まえた上で,本書は「体育科教育法」の教科書として,保健体育科の教員養成の質保証に資することを目指し,以下の事項を重視して編成しました。

① 学習指導要領に基づいた保健体育(主として体育分野,科目体育)の目標,内容の理解,指導実践及び評価に関する知識の獲得を目指すこと

② 「深い学び」「対話的な学び」「主体的な学び」の3 つのアクティブ・ラーニングの視点を取り入れた授業作りに資すること

 本書の使い方としては,2 つの特徴があります。

① 大学における標準15 回の授業の流れを考慮し,まとまりごとに第1 週,第2 週…といった章立てをしています。ただし,授業のシラバスは,柔軟に構成する必要があることから,順番を入れ替えていただくことは一向に差し支えありません。

② アクティブ・ラーニングの視点を盛り込み,各章の項目タイトルを原則として発問型(…だろうか)として提示し,適宜,「話し合ってみよう」「調べてみよう」といった課題を提示しています。

 未来の社会の担い手を育成する教育において,教師の質保証は強く求められています。本書が質の高い保健体育教師育成の一助になれば幸いです。

 末筆になりますが,本書刊行の機会をいただきました建帛社に感謝いたします。

2021 年3 月

編著者

目 次

第1週 体育の捉え方―スポーツと体育はどこが違うのだろうか―

1.体育とスポーツの捉え方

2.体育の概念の変遷

3.体育におけるコンピテンシーベースの考え方

4.海外の体育事情

第2週 学習指導要領のねらいと位置付け

1.学習指導要領のねらいと位置付け

2.学習指導要領の変遷

3.学習指導要領(平成29・30年告示)の目指すもの

第3週 学習指導要領のキーワード

1.育成を目指す資質・能力

2.カリキュラム・マネジメント

3.主体的・対話的で深い学び

4.校種間の接続

5.個別的な指導,障害のある生徒の指導

第4週 保健体育科の目標と構成

1.目標の変遷

2.保健体育科の目標

3.領域構成と内容

4.総則に示されている体育

第5週 領域の内容と指導1

1.体つくり運動

2.器械運動

第6週 領域の内容と指導2

1.陸上競技

2.水 泳

第7週 領域の内容と指導3

1.球 技

2.ダンス

第8週 領域の内容と指導4

1.武 道

2.体育理論

第9週 よい体育授業とは

1.よい体育授業の条件

2.学習集団づくり

3.教師の関わり

4.安全への配慮

第10週 教材・教具の活用

1.よい教材とは

2.教材づくりの考え方

3.教材の機能を高める「教具」の活用とICTの活用

4.運動領域に応じた教材づくりの観点

第11週 学習評価

1.学習評価の考え方

2.評価の観点

3.指導と評価の一体化

4.評価計画の作成

第12週 指導案づくり1

1.指導案のねらい

2.指導案例

第13週 指導案づくり2

1.指導案における各項目に関する解説

第14週 指導案を吟味する

1.指導案を吟味しよう

2.執筆した指導案をグループで検討しよう

第15週 簡単なレポート作成

1.学んだことをレポートにまとめよう

2.レポート課題例と発展


付録:指導案例

付録:参考資料リンク集

関連資料

参考資料リンク集

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書籍情報

シリーズ名・巻数
書籍名 中学校・高等学校体育科教育法
著 者
分 野
シリーズ
ISBN 978-4-7679-2118-1
Cコード C3037
定 価 2,530円 (本体価格:2,300円)
発行年月日 2021年3月30日
版型・装丁 B5 並製
ページ数 176ページ
関連タグ