あらゆる栄養業務の根幹となる「日本人の食事摂取基準」。食事摂取基準は5年ごとに改定されているが,2010年改定版でみられた「給食管理」に特化した記述は,2015年版以降はない状況が続いている。
本書は,5年ぶりに改定された最新の「2025年版」に基づき,栄養管理・給食管理の現場で食事摂取基準をいかに実践的に活用し,適用していくか,その具体的な方法と留意点を詳述した一冊です。
単なる理論の紹介にとどまらず,PDCAサイクルを軸として,アセスメントから計画,評価,改善に至る一連のプロセスを体系的に詳述。ライフステージ別・施設別など,あらゆる現場で応用可能な考え方を示す。2011年・2015年刊行版のコンセプトを継承し,内容を全面的に刷新した最新版。