教職ライブラリ

教育相談

著 者
発行年月日
2026年1月10日
ISBN
978-4-7679-2138-9
Cコード
C3037
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定価 2,530(本体価格:2,300円) 在庫あり

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内容紹介

教職課程の「教育相談の理論及び方法」に対応したテキスト。

教職課程コアカリキュラムのポイントを押さえて,教育相談の成り立ちや位置付け,児童生徒の理解,カウンセリングの理論と技法を十分に学べる構成とした。教育現場における児童生徒の課題とその支援についても,今日的なテーマを盛り込みつつ幅広く対応できる内容を収載している。また,児童生徒に対してのみでなく,保護者への対応,そして教師自身のメンタルヘルスにまで言及している。

これらの内容について,知識のみならず実践的に身に付けられる課題や演習を設けており,教職課程で学ぶ学生に必要な教育相談のスキルを培うテキストとなっている。

まえがき

まえがき

 本書は,教職課程の「教育相談」に関する科目を履修する大学生・短期大学生を対象にしたテキストです。本書を作成するにあたって次の 4 つの点を考慮しました。

 1 つめは,2019 年に導入されたコアカリキュラムにおいて,「教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法」の授業では,「学校における教育相談の意義と理論を理解する」「教育相談を進める際に必要な基礎的知識(カウンセリングに関する基礎的事柄を含む)を理解する」「教育相談の具体的な進め方やそのポイント,組織的な取組みや連携の必要性を理解する」という,3 つの一般目標が提示されていることへの対応です。これらの一般目標には,それぞれさらに詳細な到達目標が定められています。本書は,このようなコアカリキュラムに定められた諸目標に沿い,これらを網羅したテキストとなるようにしました。

 2 つめは,時代のニーズとして大学等の授業に変化がみられ,いわゆるアクティブラーニングなど学修者自身による主体的な学びが推奨されるようになった点への配慮です。従来の講義型の授業とは違い,学修者が能動的に授業に参加する形態の授業が求められるようになったことから,本書では各章の中に「演習課題」や「実践演習」を設けて,学修者同士で効率よくグループワークを進められるような工夫をしました。

 3 つめは,現在の教育現場が抱えている課題が多様化してきたことです。特に,貧困家庭,児童虐待,LGBTQ,日本語指導を必要とする児童生徒,障害のある児童生徒に対する合理的配慮などが重要な課題として取り上げられています。このように児童生徒を取り巻く課題が複雑になる中で,教員にはこれらの問題へ適切に対応する力が求められます。このような近年取り組みが不可欠とされる課題についても,本書で学べるようにしました。

 4 つめは,カウンセリングに関する技法が多様になり,アプローチの手段が広がったことがあげられます。従来の教育相談のテキストでは,カウンセリングの知識として,来談者中心療法,精神分析療法,行動療法について概説したものが多いのですが,近年,教育現場で注目されているソーシャルスキルトレーニングやストレスマネジメント教育,アンガーマネジメントなどについてはほとんど触れられていません。そのため本書は,学修者が教職に就き実際に教育相談を行う時に,最低限,習得しておいてもらいたいと考えられるカウンセまリングに関する知識を掲載したテキストにしました。

 これら 4 つ以外にも,当然,教育現場において求められる知識や技術,児童生徒の発達上の諸課題などを網羅していく必要があります。そうした内容も含めつつ,15 回の授業を展開できる形で本書を構成しました。

 このような編集方針のもと,各大学の教職課程等で教鞭をとる執筆陣のご尽力により,コアカリキュラムに沿って,教育相談に関する必要不可欠な知識を盛り込んだバランスのとれたテキストを刊行できたことを感謝申し上げます。本書が,教職を目指す多くの大学生・短期大学生に教育相談のテキストとして活用されることを願っております。

 2026 年 1 月

編著者 小泉 晋一 

鈴木 聡志 

目 次

第1章 教育相談とは何か

第2章 児童生徒の理解①―児童期までの発達と発達課題―

第3章 児童生徒の理解②―青年期の発達と発達課題―

第4章 児童生徒の理解③―心のサインと心理アセスメント―

第5章 カウンセリングの理論と技法①―無意識へのアプローチ―

第6章 カウンセリングの理論と技法②―傾聴によるアプローチ―

第7章 カウンセリングの理論と技法③―行動変容によるアプローチ―

第8章 カウンセリングの理論と技法④―心理・社会的なアプローチ―

第9章 校内および関係機関との連携

10章 児童生徒の課題と支援①―不登校・いじめ―

11 章 児童生徒の課題と支援②―児童虐待―

12 章 児童生徒の課題と支援③―非行―

13章 児童生徒の課題と支援④―発達障害・精神疾患―

14章 児童生徒の課題と支援⑤―その他の特別な支援―

15章 保護者対応と教師のメンタルヘルス

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書籍情報

シリーズ名・巻数 教職ライブラリ
書籍名 教育相談
著 者
分 野
シリーズ 教職ライブラリ
ISBN 978-4-7679-2138-9
Cコード C3037
定 価 2,530円 (本体価格:2,300円)
発行年月日 2026年1月10日
版型・装丁 B5 並製
ページ数 160ページ
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