保育内容 表現

コンパス

保育内容 表現

  • 2019年度新保育士養成課程対応
著 者
発行年月日
2019年4月1日
ISBN
978-4-7679-5105-8
Cコード
C3037
関連タグ
定価 2,160(本体価格:2,000円) 在庫あり

オンライン書店で購入

  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • e-hon
  • HonyaClub

建帛社で購入(代金引換決済)

 買い物カゴに入れる

内容紹介

子どもの遊びそのものを「表現」ととらえ,実際の事例,教材研究を通して,領域「表現」のねらい及び内容について理解を深められる。年齢ごとの指導案も多数掲載。新要領,指針に準拠。

まえがき

まえがき

 2017(平成29)年3 月に新しい学習指導要領等が告示され,2019(平成31)年4 月には新しい教職課程が始まります。乳幼児期の教育・保育を実践していく専門家を養成する大学等においても,何をどのように指導していくか,授業の在り方にも変化が求められています。そうした動向をふまえ,本書では,子ども自身の思いや意図をもった遊びが「表現」であることを読み取り,それを共有したり,支えたり,発展させたりすることができるように,実際の事例を紹介しながら,乳幼児期における領域「表現」の位置付けと,そのねらい及び内容について理解を深められるよう解説をしています。また,本テキストを使用する授業担当者にとっても,それぞれの学問的専門性を生かしつつ,本書に示した事例をもとに授業をアレンジし,創意工夫しながら,授業を創造していくことができるような章構成となっています。

 本書の特徴は,大きく2 つあります。ひとつは,年齢による発達,季節や環境等の様々な要因をふまえた教材研究を通して,具体的な指導場面を想定し,指導案作成のための考え方を多く提案しているところです。子どもの遊びは総合的であり,遊びそのものが表現であることを考えれば,テキストも様々な表現を総合的に捉えていく必要があります。ひとつの素材からどうやって遊びを発展させていくことができるか,身の回りの人・もの・ことがすべて教材となって,総合的に遊び(学び)を深める,そのプロセスとじっくり向き合って,よりよい保育を目指して欲しいと思っています。

 もうひとつは,各章を音楽表現や造形表現,身体表現という切り口で分類せずに,「紡つむぐ」という言葉で表したことです。「紡ぐ」という言葉は,本来「綿や繭まゆから繊維を引き出し,よりをかけて糸にすること(大辞林第三版,三省堂)」を意味しています。子どもたち一人一人の様々な表現が折り重なったり,合わさったり,つながったりしながら,ひとつの大きな表現へと育まれていく,そのような想いを込めて「紡ぐ」という言葉で表してみました。これから保育者を目指す皆さん,現職の保育者の皆さんにも,本書を通して乳幼児期が紡ぐ表現の読み取りに少しでも貢献できれば,編著者一同喜びに堪えません。

  2019年3 月

編 者

目 次

第1章 領域「表現」とは
1.教育要領,保育指針,教育・保育要領における領域「表現」のねらい及び計画
2.保育における領域「表現」と他領域との関わり
3.表現を育てること
第2章 子どもの表現を支える保育者の役割
1.子どもの表現したい気持ちを読み取る
2.子どもの表現を受け止める
3.子どもの表現を共有・発展させる
第3章 幼児期から児童期への接続
1.表現する意欲を育む幼児期の「表現」
2.「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」から読み取る5歳児後半の表現
3.幼児期の「表現」から児童期への学びの連続性
第4章 環境が紡ぐ表現
1.時が紡ぐ表現
2.空間が紡ぐ表現
3.ものが紡ぐ表現
第5章 からだと心が紡ぐ表現
1.動きを通して心を紡ぐ
2.イメージを通して心を紡ぐ
3.多様なニーズに応じた表現活動(インクルーシブな身体表現)
4.からだと心が紡ぐ表現
第6章 遊びが紡ぐ表現
1.ごっこ遊びと劇遊び
2.音楽遊びが紡ぐ表現
3.造形遊びからパケットシアターへ
4.なりきる楽しさから発表の場へ
第7章 素材が紡ぐ表現
1.素材との出会い
2.発想を豊かに広げる表現素材
第8章 多様な情報機器で紡ぐ表現
1.メディア時代の表現教育の現状と課題
2.メディアと表現活動
3.乳幼児期の発達段階とメディアの関連性
4.表現活動における情報機器の活用例
第9章 他者と紡ぐ表現
1.対話すること
2.共有すること
3.協同すること
第10章 発達や季節をふまえて保育を構想する(1)
1.フローチャートによる保育計画の立案
2.0・1歳児の保育計画の立案―フローチャートをもとに―
3.教材研究
4.模擬保育とその振り返り
第11章 発達や季節をふまえて保育を構想する(2)
1.2歳児の保育計画の立案―フローチャートをもとに―
2.教材研究
3.模擬保育とその振り返り
第12章 発達や季節をふまえて保育を構想する(3)
1.3・4歳児の保育計画の立案―フローチャートをもとに―
2.教材研究
3.保育ボランティアとその振り返り
第13章 発達や季節をふまえて保育を構想する(4)
1.5歳児の保育計画の立案―フローチャートをもとに―
2.教材研究
3.模擬保育とその振り返り
第14章 表現と評価
1.一人一人の表現を見る
2.活動を振り返る
3.集団と個の関係をとらえる
第15章 領域「表現」の現代的課題
1.文化と表現
2.総合的な表現への広がり
3.養成校における表現教育の課題

書籍に関する
感想・お問合わせ

下記フォームに必要事項をご入力いただき、一旦ご確認された上で送信ボタンをクリックしてください。
なお、ご返信さしあげるまでに数日を要する場合がございます。

書籍情報

シリーズ名・巻数 コンパス
書籍名 保育内容 表現
著 者
分 野
シリーズ コンパス
ISBN 978-4-7679-5105-8
Cコード C3037
定 価 2,160円 (本体価格:2,000円)
発行年月日 2019年4月1日
版型・装丁 B5 並製
ページ数 160ページ
関連タグ