どのような化合物がどのような作用機構で栄養機能を変化させ,どのような疾病の予防・改善に寄与する可能性があるのか?――とりわけ生活習慣病などの疾病予防・改善にかかわる作用機構を解明あるいは解明する糸口が明確な研究に焦点を当て,化合物レベルでの栄養機能制御に関する作用機構についての最新知見を詳述。
第68回日本栄養・食糧学会において開催されたシンポジウム「食品成分によるエネルギー代謝」と「植物性ポリフェノール研究の最前線」の演者を中心に,機能性食品因子研究の最前線の研究者によりまとめた。
内容紹介
目 次
序章 食品因子による栄養機能制御の概説
第1編 少糖類・多糖類による栄養機能制御
第1章 難消化性オリゴ糖によるフラボノイド生理作用の増強
第2章 難消化性糖質の機能性
第2編 呈色・呈味・香気因子による栄養機能制御
第3章 脂肪・エネルギー代謝とβクリプトキサンチン
第4章 褐藻由来フコキサンチンの抗肥満・抗糖尿病作用
第5章 胆汁酸受容体TGR5を標的とした抗肥満・血糖降下作用をもつ機能性食品成分
第6章 ネギ属植物の含硫成分の機能性
第3編 ポリフェノールによる栄養機能制御
第7章 クルクミンをはじめとする食事由来因子と消化管ホルモン分泌,糖尿病予防
第8章 クルクミンの吸収・代謝および培養細胞への取り込み――生理作用発現機構との関係性
第9章 北海道で命名されたレスベラトロールのPPAR活性化を介した機能性
第10章 機能性食品成分の腸管上皮吸収機構およびトランスポーター制御
第11章 ポリフェノール類による転写制御を介した代謝改善効果
第12章 プロシアニジンによる血糖ならびに脂質代謝調節
第13章 筋委縮予防因子としての食事性ポリフェノール
第14章 骨・脂質・糖代謝を制御するポリフェノール
第15章 大豆イソフラボンの有用性と安全性
第16章 緑茶カテキンを生体が感知するしくみ
終章 食品因子による栄養機能制御研究において解決すべき課題と期待すること
第1編 少糖類・多糖類による栄養機能制御
第1章 難消化性オリゴ糖によるフラボノイド生理作用の増強
第2章 難消化性糖質の機能性
第2編 呈色・呈味・香気因子による栄養機能制御
第3章 脂肪・エネルギー代謝とβクリプトキサンチン
第4章 褐藻由来フコキサンチンの抗肥満・抗糖尿病作用
第5章 胆汁酸受容体TGR5を標的とした抗肥満・血糖降下作用をもつ機能性食品成分
第6章 ネギ属植物の含硫成分の機能性
第3編 ポリフェノールによる栄養機能制御
第7章 クルクミンをはじめとする食事由来因子と消化管ホルモン分泌,糖尿病予防
第8章 クルクミンの吸収・代謝および培養細胞への取り込み――生理作用発現機構との関係性
第9章 北海道で命名されたレスベラトロールのPPAR活性化を介した機能性
第10章 機能性食品成分の腸管上皮吸収機構およびトランスポーター制御
第11章 ポリフェノール類による転写制御を介した代謝改善効果
第12章 プロシアニジンによる血糖ならびに脂質代謝調節
第13章 筋委縮予防因子としての食事性ポリフェノール
第14章 骨・脂質・糖代謝を制御するポリフェノール
第15章 大豆イソフラボンの有用性と安全性
第16章 緑茶カテキンを生体が感知するしくみ
終章 食品因子による栄養機能制御研究において解決すべき課題と期待すること
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