管理栄養士・栄養士養成の大学・短期大学の導入テキストとして。また,教育,体育,家政・生活,看護,理学・作業療法,福祉など,健康関連の学部・学科,大学教養における健康と栄養,食生活に関わる科目のテキストに最適。
食と健康にかかわることについて,科学的根拠を背景に初学者でもわかりわかりやすい内容に。全5章・各章3節で構成されており,授業の組み立てがしやすい他に,あたらに導入された各節に簡単なworkで,振り返りや内容の整理もしやすく体験的に学ぶ。
管理栄養士・栄養士養成の大学・短期大学の導入テキストとして。また,教育,体育,家政・生活,看護,理学・作業療法,福祉など,健康関連の学部・学科,大学教養における健康と栄養,食生活に関わる科目のテキストに最適。
食と健康にかかわることについて,科学的根拠を背景に初学者でもわかりわかりやすい内容に。全5章・各章3節で構成されており,授業の組み立てがしやすい他に,あたらに導入された各節に簡単なworkで,振り返りや内容の整理もしやすく体験的に学ぶ。
私たちの身の回りには,食や健康に関する情報があふれています。SNS のタイムラインを開けば,「これを食べればやせる」「この習慣が健康にいい」「医師が教える〇〇の新常識」といったキャッチーな言葉とともに,動画や画像が次々と流れてきます。手軽に情報を得られる便利な時代である一方で,それらが本当に正しいのか,信頼に値するのかを十分に考えないまま受け入れてしまうことも少なくありません。
しかし,食と健康は人間の生命活動そのものに直結する重要なテーマです。誤った情報を鵜呑みにすれば,効果が得られないだけでなく,時には健康を損なう危険すらあります。では,“正しい情報”とは何でしょうか。その背景には,科学的に裏づけられた根拠(エビデンス)の存在が不可欠です。
ここでいう科学とは,理系科目を想起させる自然科学に限りません。人文科学や社会科学も含めた,広い意味での「科学的な視点」をさします。本書では,さまざまな科学的アプローチから食と健康をとらえ,「この記述は本当に妥当か」「根拠となる資料は何か」といった問いを重ねながら,批判的検討を行い,その成果をわかりやすく解説することを心がけました。
本文を読む前に,第1章から第5章の扉に書かれている導入文を読んでみてください。そこには,執筆者が実際に授業を通して学生たちとやり取りしたときの声を反映させました。そして皆さんの“ツイート”に答えることができるように内容を構成しています。一通り学び終わったあとに,自分が興味をもった事柄についてどんな情報源があるか,その情報を無条件に信じ込んでいないか,適切に判断して自分自身の生活に取り入れようとしているか,行動が変わったかなど,食と健康に対する態度や行動が学ぶ前の自分と何か違うなと感じたら,あなたの学び方はバッチリです。
本書の基本的な考え方は上述した通りですが,いくつか工夫した点があります。通常,大学の授業は1科目が 15 回であることをふまえ,全5章・各章3節で構成し,授業1回で1節ずつ取りあげていただけるようにしました。あれもこれもと盛り込み過ぎないよう整理することを心がけましたが,中には1回の授業で 1 節分を講義しきれない場合もあるかもしれません。本文中に関連する節や項を記しましたので講義内容の調整の際に参考にしてください。そして,改訂版で新たに打ち出した大きな魅力は,学びの理解が深まるように“work”(課題)を各節に盛り込んだことです。取り組むことで,自身を振返ったり,各節の内容を整理したりしながら,体験的に学んでもらえるよう工夫しました。大いにご活用ください。
本書は,食と健康にかかわる正しい知識を学びたい,あるいは学び直したい方々が読まれることを想定しています。高校を卒業したばかりの方から,生涯教育として学び続けたいシニアの方まで,多くの方々にお読みいただけることと思います。そして,今後さらによりよい本にするためにも,ぜひ皆さんからの声をお聞かせください。皆さんのなぜ? どうなっているの? どうしたらいいの? これからは? に答えることができる本にしていきたいと考えております。
最後に。健康であることは何にも代えがたい資源であり財産です。何歳になっても人生の目標をもって,個々の目指す理想に近づくことができるよう,その人なりの健康を獲得できることを願っています。あふれる情報に振り回されることのないよう,本書が,生涯にわたって健康で豊かな生活を送ることができるための伴走者となれれば幸いです。
なお,本書刊行にあたり,建帛社の方々および関係各位の多大なご助言をいただきました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
2026 年3月
編 者 稲山 貴代
大森 玲子
近藤 春美
第1章 食事管理の視点から健康を科学する
1.食卓から健康を考える
2.食物から健康を考える
3.身体から健康を考える
第 2 章 人の行動の視点から健康を科学する
1.おいしさを科学する
2.食行動を科学する
3.情報を科学する
第 3 章 ライフステージの視点から健康を科学する
1.母と子の健康と栄養・食生活
2.若者世代の健康と栄養・食生活
3.シニア世代の健康と栄養・食生活
第 4 章 疾病予防の視点から健康を科学する
1.生活習慣と健康
2.生活習慣病予防と健康・栄養管理
3.気をつけたい健康問題
第 5 章 社会と環境の視点から健康を科学する
1.生活と健康
2.文化と健康
3.環境と健康
付 録
1.主な栄養素とその働き
2.指針・ガイド
3.日本人の食事摂取基準(2025 年版)の概要
コンパクトな解説と実験実習・演習を多数掲載し,栄養学の基礎から応用までを1冊で網羅する充実のテキスト。
栄養学領域の全体を把握しながら栄養評価,栄養計画の実践活動を行える力を身につける。日本人の食事摂取基準(2020年版)ほか最新知見に沿った四訂版。
管理栄養士国家試験に準拠した教科書。側注による用語解説,章末演習問題を通じてスムーズな学習を促す。食事摂取基準2020に沿う改訂版。
管理栄養士養成向け教科書。「日本人の食事摂取基準2020年版」をはじめ,2015年以降の新しい栄養学知見を加えて全編の内容を見直した四訂版。
日本人の食事摂取基準(2025年版)に対応した改訂版。栄養学の入門書として,食品学も含めて初学者向けに解説。大学等の教養科目に最適。
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